抗真菌薬って何?何に使うの?という方は当サイトでその有効性について学びましょう。抗真菌薬は主に水虫治療に使われます。すばらしき抗真菌薬について解説します。

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抗真菌薬という名前はあくまでも薬の大きなくくりの一つであり、細かくみていくといくつかのタイプに分けることができます。
では現在使用されている抗真菌薬にはどういったものがあるのかというと、まず主流なものとしてはポリエン系、アゾール系、キャンディン系の三種類が挙げられます。
それぞれの特徴としてまずポリエン系はエルゴステロールを破壊する、要するに細胞の外側にある膜を破壊する作用があります。
真菌の細胞は細胞膜によって守られているわけですから細胞膜が破壊されると細胞内にある物質はその状態を維持出来ずに流れ出ていくことになり、結果として真菌が生存出来なくなるのです。
続くアゾール系は細胞膜を破壊するのではなく、細胞膜の合成自体を阻害することで真菌の増殖を食い止める作用があります。

具体的にはエルゴステロールという物質の合成を阻害するのですが、このエルゴステロールは真菌の増殖にあたって必要不可欠なものであり、それを合成出来なくすることで新たな真菌の発生を防いで症状そのものを和らげるわけです。
そしてキャンディン系は細胞膜のさらに外側にある細胞壁を破壊することで真菌に対抗する作用を示します。
細胞壁が破壊されると真菌はその構造を保つことが出来なくなるために生存が不可能となり、これによって体内の真菌を排除していくことになるのです。
ポリエン系と似た作用のようにも見えますがポリエン系は人体で言うと血管を破いて血液を失わせる、キャンディン系は皮膚を破壊して内部を露出させるといったような違いになります。
もちろんこれはあくまでも例えで、現在使用されている抗真菌薬は人体を過剰に破壊するほどの危険な作用はありません。
抗真菌薬は症状に合わせて処方される薬が決まりますから、医師にしっかり症状を伝え、診察を受けた上で適切な薬を出してもらいましょう。